ウイルス感染に対抗する歯科の重要性 3
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お口の中が不潔だと肺炎のリスクも高まります。
中高年になると誤嚥と言って、食べ物や唾液が気道に入ってしまうことがあります。お口の中が不潔だと、この時にたくさんの細菌が気管に入って肺にまで至り、誤嚥性肺炎という肺炎を起こしてしまいます。誤嚥のリスクが高い方は、ウイルス性肺炎のリスクも当然高くなります。 さらに歯肉に住む歯周病菌が血流にのって全身を駆け回り、体のあちこちに炎症を起こします。また、歯肉の炎症により作られた炎症を起こす物質(炎症性物質)も血流にのって全身へとばらまかれます。その結果、体の免疫力が乱されウイルス感染による炎症症状が進みやすくなってしまいます。